中禅寺湖のほとり
この週末、思い立って日光の中禅寺湖まで行って参りました。
とにかく雪景色が見たくて…。けれど、いくらスタッドレスタイヤをはいているとは言え、慣れない雪道は危険です。「最強寒波」とニュースでも散々やっていましたし
本当は水上温泉に行ってみたかったのですが、行き先を日光に変更しました。

東京から二時間半。いろは坂を上って30分くらい車を走らせたところに湖はたたずんでいます。
雪は降っていません。太陽は雪の結晶に降り注いでいます。湖のほとりに残雪があるだけです。
日光といえば一年前(2017年1月29日)、中禅寺湖のドライブの帰り、肺血栓塞栓症を発症し、翌日大学病院の救急外来を受診後、そのまま入院となった経緯のある曰く付きの場所なのです。重篤な状態で、入院生活は一ヶ月半に及びました。
今、私は夜間、酸素をつけて寝ています。立位の状態で酸素濃度は96くらいなのですが(健康な成人は97程度です)、いろは坂を越えた辺りから何と!酸素濃度は85まで下がりました

本当に本当に焦りました。標高が上がると、酸素も薄くなるのでしょうか。
主治医に確認しますけれど、これからは旅行先も慎重に選ばなければいけないということですね。
家を出てから行き先を決めたので、助手席から数件のホテルに電話をしました。
その中で「車椅子でも利用可能」というホテルに決めました。私の場合、「和洋室」は大の苦手です

畳の上に座れても、自力で立ち上がることができません。温泉地で宿を探す場合、洋室であるかどうかが重要なチェックポイントになります。

私の場合、ホテルの室内では車椅子を使うのである程度、バリアフリーに対処したお部屋でないと利用できません。バス・トイレは手摺りがないので夫の力も借りつつ…でしたけれど、それ以外は快適なホテルの一室のようでした。決して華美ではないけれど、センスの良さを感じます。
窓からは冬の枯れ木と静かにたたずむ湖と、ところどころに積もった雪が見えました。
中禅寺金谷ホテル

荷物を整理してホッとしたところで、もう夕食の時間です。
ホテルのレストランに出向きます。






野菜にこだわったメニューとのことで、私には嬉しい素材がいっぱいでした

部屋に戻る途中のロビー前。紅いお花が鮮やかです。

夜の9時過ぎ、外ではしんしんと雪が降り始めました。
翌朝の駐車場。うっすらと雪が積もっています。
雪道に慣れないドライバーには、このくらいが丁度良いのかもしれません。

チェックアウトを済ませて、華厳の滝へと向かいます。中禅寺湖のほとりの飲食店は「冬季休業中」が多くて、ちょっと寂し気な風情です。

華厳の滝を後にして、家路へ着きます。
久し振りの一泊旅行、良い気分転換になりました

2018/01/18 23:05 | 旅行のこと | COMMENT(2) TOP
コメント
圭子様
圭子さん、初めまして!

コメントを有難うございます。
写真を誉めて頂けて、とても嬉しいです
華厳の滝、行かれたんですね!滝が凍る風景、私も見とれてしまいました。
また、こちらにお寄り下さいね。励みになります
No:5415 2018/01/22 11:37 | Natsu #- URL [ 編集 ]
ステキな写真
こんばんは。初めてブログ見ます。
とても写真が綺麗ですね。
私は華厳の滝中学校以来です。しかも凍ってる初めて見ました。思い立ったが吉日本当ですね
ステキな風景を見せてもらってありがとう😊
No:5414 2018/01/19 22:23 | 圭子 #- URL [ 編集 ]
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