2014 モルディブへ 血液内科主治医の判断

半年前から、夫婦でモルディブ旅行を検討していた。
私一人の妄想期間を入れると、一年ほど前からのことになる。

モルディブは、父との最後の親子旅行に出掛けた思い出のリゾートだ。
父を亡くしたことが原因で発症した不安障害も、ここにきて大分調子が良い。
今なら、リゾートのプールで父が倒れた瞬間の思い出を、夫婦の思い出に塗り替えることが出来るだろう。

父がモルディブで倒れた2009年12月、「お願いだからこちらに来て」と懇願する私に夫は「嫌だ」と言った。
夫は飛行機が大の苦手なのだ。それを一人で東京からモルディブまでとは、余りに酷な要求であったのだと思う。
けれど、10日ばかりの予定の旅支度で日本を出た私はひどく困り果てた。
いつになれば父の容体が安定するかも分からない状況のなか、常備薬にすら私は困窮した。

夫は絶対に「モルディブには行かれない」と言うので、「では私が、モルディブから成田に帰って、空港で荷物を受け取り、その足でまたモルディブに戻ります」と旅行代理店のスタッフに提案をした。

「そんなことは体力的に、とてもキツイですから絶対に止めて下さい。私からもご主人を説得します」

その結果、夫はホテルに数日後、捨てられた子犬のようなヨレヨレの姿で車椅子で運ばれてきた。
あの姿はきっと、一生忘れない。
約三週間、夫婦で首都マーレにあるホテルと父の入院する病院を往復する日々を過ごした。
あれは、夫にとって「モルディブに行った」とは言わないだろう。


2009 モルディブ 2 

                                                       (2009年 マーレ)
マーレの病院で。父の主治医、Dr.bijuと。


2009 モルディブ 1



あれほど私達親子に尽くしてくれた夫に、本物のモルディブの海を見せてあげたい
それが、今回のモルディブ行きを計画したきっかけだった。

続く





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2014/03/06 17:16 | 夫婦モルディブ旅行COMMENT(0)  TOP

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