入院 - 猫の一撃 -

私は今、「形成外科」の病棟で、このblogを書いている。入院患者として。

こんなことって、有り得る~

ショコラに噛まれた傷跡は、意外にも深かった。

噛まれたその日、足の甲の真ん中に1cmほど出来た傷跡には消毒をしてバンドエイドを貼って休んだ。傷自体は、それほど大袈裟なものとは思えなかった。

けれど翌日。
右足に、とてつもない違和感を覚えた。
私の右足は、足首から下が真っ赤に晴れ上がり…まるでムートンのブーツを履いているみたいにパンパンに膨らんでいた。誰が見ても「普通」じゃない。

私の「危機管理意識」が働いた。世の中は、もうすぐゴールデンウィークに入る。病院の開いている内に診て貰わなければ大変なことになる。

4月27日。
普段から通院している大学病院を訪ねた。けれど、何科を受診してよいか分からない。
取り敢えずは受付で「猫に足を噛まれたのですが…」と話して、「形成外科」を案内された。

名前を呼ばれるまでに随分とかかったと思う。やっと診察室に呼ばれると、傷を見た医師は「これから、血液検査とレントゲンを撮りに行って頂きます」と言う。
「また、随分、大袈裟な…」とは思ったけれど、指示に従って…それから形成外科の待合室に戻った。

次に名前を呼ばれて診察室に入ると…。

「今日は、これから点滴をうけて帰って下さい」と仰る。

「点滴に通えますか?」とも。

「はい!丁度、5月2日が通院日なので、その日なら大丈夫です」

「いいえ、明日です」

「明日ですか?」

「場合によっては、入院も考えて下さい」

入院!?

この時は、まだ事態をそんなに深刻には考えていなかった。



けれど翌日の朝。
真っ赤に腫れた足首までのラインは、更に5cmほど上まで染め上げられていた。

「ただごとではない」

この時、ようやく…今、自分の身に起きていることを理解した。

4月28日。
形成外科を受診すると、猫に噛まれた傷の炎症反応が高く、一日に三回の点滴が必要であること。常に足を高く上げて安静にしていなければならないことの説明を受ける。

一日三回の点滴の為に、通院は出来ない。それならば「入院をお願いします」としか言いようがない。
ところが今度は「一泊三万円の個室しか空きがありません。どうしますか?」と仰る。

「ショコラちゃんのせいじゃないのよ」と本気で思っていた私だけれど、この時ばかりは…心の中で「ショコラめ !」と思ったのは事実だ。

入院期間はハッキリとは言えませんと仰られると、医師二人、私たち夫婦の四人の間には暫くの間…沈黙が流れた。10日で30万円なら…まだ、どうにかなる?(ならないか…)
沈黙を破って、夫が「30日で90万だよ」と言った時、私もだけれど、医師二人もハッとなった。では、「本院」ではなくて「分院」でベッドの空きがないか探してみましょう」と。(探して頂いて、有難うございます

という訳で、目出度く「差額ベッド代無し」の分院への入院が決まった。

点滴は、朝の5時&昼の1時&夜の9時の三回。



このままいけば、明日か明後日には退院できるそう。

クネクネ、ゴロゴロしている猫にはご用心。

Natsu




2012/05/01 20:00 | 入院COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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