命日

11月11日。午前3時4分。

あの日から、今日で丁度、一ヶ月が経つ。

病床にある父を家族で囲んだ、あの夜。
白衣を着た医者が「ご臨終です」と言った、あの夜。

とてつもなく、長い時間が過ぎたような気もする。
けれど、実は何ごともなくて…ただ夢を見ていただけのような気もするのだ。


この一ヶ月間、父の夢を見ない日はない。
ただ…。目覚めた時、その夢が愉快なものか、悲しいものか…内容までは覚えていないのだけれど。
ひたすらに、父の印象だけが目覚めと共に強烈に残る。

告別式が終わるまでは、雑事に追われて「感情」に浸る余裕がなかった。
けれど…式を終えてみると…私の「感情」は持って行き場がなくなった。

それは、悲しみばかりではない。
苦しかった二年間の闘病生活ばかりではなくて、ただただ、愉快そうに笑っている姿。
父の様々な姿が浮かんでくる。


ただ。
父は父で、自分の人生を「これ以上ないほどに」精一杯、生きたのだと思うようになった。

自由と酒を愛した男。(最後の『脳梗塞』は誤算だったと思うけれど)


「お父さん」と呼ぶことの出来る人がいなくなった今。
私、これからは、もうちょっと頑張るね。しっかりするから。見ていてね。

今日は初めての命日だから、ウイスキーをお供えするからね





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2011/12/11 04:14 | 父のことTRACKBACK(0)  TOP

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