認めるべき感情…不安感

今、心は…ゆらめいて、ざわめいて、落ち着くことがない。

依然として容体の悪い父のこと、自分の抱える病の数々。
思い切り、脱力をして、芝生の上に寝転がってみたい衝動にかられる。


更年期症状でかかっている、精神科の主治医に訴えた。
「先生、今の状態が不安で不安で、辛くて仕方がないんです。ステロイドのせいで、突然、自殺しちゃうかもしれないんでしょう?
父の状態も危ないの。私は一体、どうすれば良いの?」

私の、最も信頼する主治医の内のお一人なのだけれど、実にキッパリと言い切った。

「不安は不安として、受け止めなくちゃ駄目だよ。人間は生きているんだから、何でも『薬』に頼って、自分の感情を誤魔化すのは良くないよ。
そりゃあ、『肉親の死』というのは、人生にとって、大打撃だよ。だけど、その感情も、一度きちんと受け止めてみて…それから考えよう」

確か…。言葉は正確ではないかもしれないけれど、「自分から逃げてはいけない」というようなことを仰った。
私は感謝した。話半分に聞いておいて、適当に薬を出すのではなく、きちんと「私」という人間に向き合ってくれている。
「良い医者」に巡り会えた幸運。

患者の症状を適当に聞いて「あー、はいはい。じゃ、このお薬を出しておきましょう」といった先生が、最近では余りにも多いから。


私は、これまで甘えていたのだと思う。
「人の命」に限りがあるのなら、最期の日まで懸命に生きれば良い。

それは。お父さん。
お父さんも一緒だよね。

これだけ、思い悩んで苦しんだ時間。
でもね。思いがけなく、お父さんのベッドの周りには人が増えたね


未だ神様が許して下さるなら、もう少しだけ頑張って。

お父さんは頑張っている。「人間の生命力」は大したものだと思う。


だったら、私も「歩くことが出来なくなる恐怖」と戦おう。
ステロイドの副作用で、気分が激しく揺れ動いたりするのは、気にしないとにしよう。


目の前にあること。溜まっている書類の山、出来ることから片付けていかなくては。

そして「持て余す感情」も、「人間」なのだから…。
受け止められる限りは、自分の「感情」として見てみようと思う。

じゃなければ、日常生活、やっていられないわ。神経がすり減っていくもの。
「不安感」を当たり前として。一人の人間として。


ちょっと頑張ってみよう。 

…そして、楽しめることも、見つけることにするからね  




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2011/10/30 07:00 | 父のことTRACKBACK(0)  TOP

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