私、妹ではございませんけれど…

昨日の Natsu's Heart では、弱音を吐いてしまいました。

あんなエントリーでは、読んでいらっしゃる方に心配を掛けるかもしれない。
けれど、どうしても「心」の中から吐き出したくて…文字にしてしまいました。

ご心配下さった皆様、本当に有難うございました。
そして、申し訳ありませんでした。

お陰様で、私は勇気を頂き、愛情を実感しました はーと
心配の原因は父なのです。
6月29日に入院した父は肺炎だったのですが。
その容体が1日に急変し、「人工呼吸器」なるものについて、判断を求められました。
突然に病院に呼びつけられても、瞬時に重大な判断は出来ません。

無知とは恐ろしいものです。
臨床検査技師をしている従姉妹に電話で尋ね、「ことの重大さ」にやっと気付きました。

「人工呼吸器」は、一度取り付けたら日本の法律では二度と外すことが出来ないこと。例え、植物状態になったとしても。
けれど、もし「助かる命」であったなら…。「取り付けない」という判断も、し兼ねます。

どちらの可能性を取るか。信じるか。そんなこと、人間が決めても良いのでしょうか。

そう考えると、堂々巡りで「人間の生き方・死に方」について悩んでしまい、胸が苦しくなって…脳みそがカチカチに固まりました。

そして今日。
死刑宣告にも似た心境で病院に行くと…。

「お父さん、元気にしてますよー」
と、明るい看護助手さんの声。

もううううううう。
余りにホッとして、面喰いました。


エンジェル プルメリア

by プルメリア

そうして、主治医に詳しい説明を受けます。

まだまだ父の回復には時間が掛かるということ。でも、きっと大丈夫だから…と。人工呼吸器については、まだ判断するには時間に余裕があるとお聞きしました。

父の顔中を覆う、大袈裟な酸素マスクはまだ外すことは出来ないようですけれど、とにかく、重篤な状態は脱したとのことで、心がすぅっと軽くなっていくのが分かりました。

先生のお話を終えて、父のベッドに行くと。

30代後半の様子の看護師さん、二人に声を掛けられます。

「妹さんですか?」

は?

怒っちゃ駄目、駄目。
ここは耐えて、ニッコリ笑わなくては。

「あっ!ゴメンなさい!ご家族ですよね!失礼しました!」
アナタ達、笑顔が引きつっているわ 絵文字名を入力してください

あのね。そういう時、そんなに真剣に謝っちゃ駄目よー。本気で言ってるってこと、バレたわよー むぅ…

何故、私が77歳のジイサンの「妹さんですか?」と聞かれたかは  だけど。

まーまー、いいさ。おとっつあんさえ、元気になってくれればさぁ。
この看護師さん達のお陰で、今日は完全に立ち直ったのでした コーラ



※ 加筆・訂正 

私のこの記事で誤解を招く恐れがあるので、加筆します。
blogを読んで下さった方からのご指摘です。

人工呼吸器は、現状が回復して自力呼吸が可能になった場合、外すことが出来ます。
現段階で外せないケースは、事故や病気で人工呼吸器を装着し 、装置があれば生命維持出来る場合です。



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2009/07/03 23:28 | 父のことCOMMENT(10)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

れんげ様 (第二弾)

ねーねー!どうして、こんな夜中になってまで、私を笑わせようとするの(笑)e-3

久々の「私を見ているような人」です、れんげさんはe-454 あー、可笑しい。
ね!いつか確認して!どっちの「おじいちゃん」かを!

ああ…Natsu's Heartを立ち上げて良かったなぁと…しみじみ思う夜。だって、本当に皆、個性的なんですものe-414 こんな人達と巡り会えて幸せだな☆

何度読んでも笑ってしまう、れんげさんのコメントe-420

No:1218 2009/07/05 01:30 | Natsu #- URL編集 ]

Re: 私、妹ではございませんけれど…

Natsuさんを超えるだなんて 滅相もごさりませぬi-229
この事件は 久々のヒットだったんですよ。 自分で「やっちまったぁ~i-183って言いそうだったものi-229

未だに この「おじいちゃん」って言うのが ご主人のお父様なのか 本当におじいちゃんなのかは 不明なのi-201

No:1217 2009/07/05 01:04 | れんげ #uvrEXygI URL [ 編集 ]

れんげ様

私も真面目に…。

本当に難しい問題。自分の病気がどこかに飛んでいきそうに思う位…。
れんげさんが書いてくれた事、そのまま思うもの。私の弟は仕事柄、かなりシビアな性格なんだけど、でも、その弟も「付けて下さい」って言ってた。あの場所では。
その後、「毎月30万円の入院代はどうするの?」と病院関係の人から言われて大混乱e-263
本当に残酷だよね。生と死を選ばされるなんて…。

> 落ち着いて考えられる状態になった一定期間後に 取り外しについてもう一度選択できる制度があれば・・・といつも思っている。

ホントにホントにそう思った。だけれど、ここで又、色んな「問題」が出てくるんだよね…。もう訳が分からなくなっちゃったけど、とにかく神様の下さった「これからの時間」…一生懸命考えてみるね。
有難うねe-414

と・こ・ろ・で!
ね、れんげさんってさ…。私(Natsu)を超えているかも(爆)
もーさ、ちょっと涙ぐみそうになりながらコメント読んでいたのに…今、横を向いて吹いてしまったe-440
私、何故だか皆様のコメントに「すっとぼけている」と書かれるけれども…れんげさんにトップの座を譲ります!ワハハ!愉快な気分にしてくれて有難う!



No:1216 2009/07/05 00:24 | Natsu #- URL編集 ]

Re: 私、妹ではございませんけれど…

今日は真面目に・・・

>「人工呼吸器」は、一度取り付けたら日本の法律では二度と外すことが出来ないこと。例え、植物状態になったとしても。
けれど、もし「助かる命」であったなら…。「取り付けない」という判断も、し兼ねます。

以前にも どこかのブログで同じ事を論じあった記憶があります。
病気で長患いしていて こういう事を考える余地があった場合と 朝 元気に行ってきます!!と家を出て行って事故に遭い・・・って言うのでは 状況が違いすぎる。
さっきまで元気だったのに 突然 病院に呼び出されて「どうしますか?」って聞かれて「取り付けません」と言える家族がいるだろうか?

しかし、その選択が 金銭面などで後々 家族を苦しめる結果になる場合も無いとは言えない。
十分に納得でき 落ち着いて考えられる状態になった一定期間後に 取り外しについてもう一度選択できる制度があれば・・・といつも思っている。

なにはともあれ お父様が回復なさっているようで 何よりですi-179

゚・。。*゚゚・+。・゚゚・。+・゚゚・。。*゚゚・+。・゚゚・。+・゚゚・。。*゚゚・+。・゚゚・。+・゚゚・。゚・。。*゚゚・+。・゚゚・。+・゚゚・。。*゚゚・+。・゚゚・。+・゚゚・

先日 子どもの演奏会の受付の記帳で 難しい「國」と言う字を書いた男性がいらして その後 同じ「國」を書いた保護者がいらしたので「この方は ご主人?」って聞いたら「おじいちゃんです!!」って言われちゃいましたi-202
ちょっと 怒った顔してたよなぁ・・・ 私のi-84も節穴ですっi-229 

No:1214 2009/07/04 22:42 | れんげ #uvrEXygI URL [ 編集 ]

日日是好日@ゆうこ様

さすが!ゆうこさん!鋭いですね!
そう…「父のカテゴリー」にしたの、分かって下さったんですね。

今のこの先進医療の時代が悩ましく思えました。助けたい!助かって!…そう思う反面、「人間の尊厳」などという言葉を聞くと、本当に「正しいこと」とは何なのか…と考えさせられます。
今回、助かったとしても、又、こういう事が起きるかもしれませんよね。
「答」は出さなくてはいけない時が来るかもしれません。それまで…神様が下さった「大切な時間」として考えてみます。有難うございましたe-414

くっくっくe-454 さすが殿!そうですね!

> 「人の目は節穴だらけ」

ん~、ま!そう思っとくか!(笑)

No:1213 2009/07/04 22:17 | Natsu #- URL編集 ]

daria様

ねえねえ!いくら私でも「お姉さんですか?」って聞かれたら、吹き出して終わるよ~e-257

そして、ねえねえ!
スッピン眉毛で行って、「妹さんですか?」だったのだけど…あっしゃあ、どうしたらイイんでe-3(涙)

No:1212 2009/07/04 22:06 | Natsu #- URL編集 ]

オラクル様

初めまして。「応援クリック」…有難うございますe-414
私も、応援クリックです^^;

オラクルさんのblogとは、世界が全然違いますけれど、これからも宜しくお願いしますね!
オラクルさんのご活躍、お祈りします☆

No:1211 2009/07/04 21:33 | Natsu #- URL編集 ]

Re: 私、妹ではございませんけれど…

「父のこと」のカテゴリーだったから
お父さんの事だなぁって思ってたよ(笑)

2人の父を看病した経験談として聞いてね

耳慣れない事を言われちゃ、あわててしまうよね、
急変のリスクがある時は必ずといっていいほど
人工呼吸について家族の意向と覚悟を確認されるのよ

先天性疾患などで呼吸器があれば
10年.20年.30年と生きられる方が
自宅で呼吸器とともに生活される場合と違い

その事前知識も準備も無い他の場合は、早い段階で
家族の話し合いを促すためにも伝えて来る場合があるからね
本人・家族が後悔を残さないような判断ができるように
伝えてくれるんだと思って。

ともあれ、回復に向かってるようで良かったね

私の旦那さんは、私の母と「コンサート」に行っていて
「若い旦那さんね」って、隣の席の人に言われたらしい
旦那曰く、「人の目は節穴だらけ」だそうだから

看護婦さんの「妹さんですか?」っていうのさ、許容範囲内よ!!

No:1205 2009/07/04 14:29 | 日日是好日@ゆうこ #SFo5/nok URL編集 ]

Re: 私、妹ではございませんけれど…

姉さんじゃあまさかないので、妹か。う~~~む(爆)

案外、30代後半と判断してる看護師さんももっとわかいんじゃないの?
Natsuさんと年近いのにその判断とはねぇ。
今頃これ見て、「怒らない、怒らない」って言って聞かせてたりして♪
すっぴんで行きなさ~~い。(眉毛つきで)

No:1203 2009/07/04 13:49 | daria #- URL編集 ]

Re: 私、妹ではございませんけれど…

拝見させていただきました。
応援クリック!

No:1202 2009/07/04 07:59 | オラクル #- URL編集 ]

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