胆嚢摘出手術

3日の月曜日に、掛かりつけの大学病院の肝胆膵外科(カンタンスイゲカ)を受診した夫は、その日に緊急で入院することとなった。その数日前から、強い痛みを胆嚢の辺りに訴えていたから。

心優しき肝胆膵外科の教授は、「あなたの場合は、緊急としてしか、お部屋が取れないから」ということで、融通を効かせて下さった。

「ここが、あなたの運が試されることころなんだよ」と、茶目っ気たっぶりに仰りながら。
運の悪い方は「ああ、たった今、残り一床のベッドがふさがってしまったんですよ  」と、なるらしい。
ところが主人は、見事、その運を発揮した。差額ベッド代の発生しない6人部屋を射止めたのだ。

因みに、空いている部屋は、一泊7万円と20万円の個室だった。検討の余地すらない。

私が、特発性血小板減少性紫斑病で、輸血の必要な緊急入院だった時ですら、「一泊¥27.500の個室になりますが、宜しいですか?」と尋ねられた。
たった今、輸血が必要な状態で「では、結構です」という訳にはいかない。刻は一時を争うのだ。死んでしまうー
どうしたって、命にお金は変えられないもの。

その様な経緯を数度経験しているので、今回も難しいのだろうと思っていた。
すると!何と、6人部屋に空きが出るという素晴らしい強運の持ち主

手術前、「これでやっと、食事が出来るよ!」 と、とーっても楽しそうで、手術への不安は微塵もない様子だった。
私は手術を恐れない主人を、立派だと心から尊敬した。

けれど…。


無事に腹腔鏡手術を終えた主人は、息も絶え絶えだった。

「どうしたの?」と、思わず声を掛けたほど。すると…。

「痛い………… 」と。

思わず「痛くない!」と言ってしまったけれど、まぁ、「痛み」というのは個人差があるものね。
手術後は、苦痛に顔を歪める夫の顔を見て、早々に引き上げることにした。

いくら「腹腔鏡」だから、簡単だったでしょうて…と言ってみても。本人が「痛い」というのだから、痛いのでしょう。

あんな主人の顔を見たのは、初めて。
日々、いろいろなことを体験していくのだなぁ。

主人の話は、まだ続きます




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2012/12/09 01:24 | 夫の病気COMMENT(10)  TOP

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