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焦燥感

この年末に、再び、やってしまった「肉離れ」
私は全く理解していなかった。肉離れが、クセになるのだということを。
指摘されれば、理屈は分かる。

一度もろくなった筋肉は、次に何かの刺激があると…同じ場所が壊れやすくなってしまうのだと言う。

今、ひどく逼迫した状況にある。
私の肉離れは右大腿部に炎症を起こしているため、ひどい痛みで車の運転が出来なくなってしまった。

どうして、アクセルは右側に付いているのかしら

これまで、足の筋力低下に関しては、車の運転が出来るならばどうにかなると考えてきた。
それが、今回のことで、決定的なダメージとなる。

3日の宝塚観劇も。
本当なら、私一人で颯爽と…。首都高を飛ばして日比谷までドライブのつもりでいたのに。

けれど、前日。既に肉離れを起こしていた私は危険を察知する。
いざ、都心でアクセルを踏めなかったらどうするの?考えたくもない恐ろしいこと…。
家の周りを何周か回ってみる。その夜に来た…。激しい痛み。
当たり前よね。私は足首の筋力が弱くて、殆ど、腿の力で運転しているんだもの。

結果、運転は断念した。

…という訳で、お正月休み最後の一日、夫は貴重な休日を…私のために使わなければならなくなった。
車での送り迎え。
劇場ではお友達が付き添ってくれる。本当に…何から何までお世話をかけますわ

家の中での移動も困難。入浴も困難。立っていることも難しい。
足に妙な力が入るので、身体が全体がバリバリに…。

今…。
骨折をしている訳ではないけれど、これで一生歩けなくなったらどうしよう!と思うと暗い不安の影に押し潰されてしまいそう。
ただ、立っているだけなのに、足がしびれて歩けなくなる。
何か取り返しのつかないことをしてしまったのかな…という不安。

こんな絶対安静と思われる時期に、2月の手術に向けての検査が幾つか入る。
それも、全て一人で出掛ける予定にしていた。

けれど、運転が出来ないのでは…どうすれば良い?
ここは東京都心から一時間ほど。タクシーで、高速を使って帰るには…ちょっと勇気が要るわ。


…と、物凄く逼迫していたら。
「com-pass」共同代表の奈緒が「参考にしてね」と、自分のblogの体験記をピックアップしたメールを送ってくれて…

本当に泣けてくる。有難う。
こういう時に必要なのは、慰めの言葉でも、優しいだけの言葉でもなくて。

自分の体験を話してくれること。しみじみと伝わって、本当に奈緒の気持ちに感謝した。励まされて、心強い。

今の自分の身体の状況を考えると、いつになったら運転が出来るようになるのか分からないから。
だからこそ。奈緒の言うように「簡易電動車椅子&電車」という移動手段を、これからの外出に考えるべき時が来たのだと思う。

「今」という時期を乗り切らなくちゃ。
2月の手術を前に、検査と診察での病院通いは避けられない。

頑張らなくちゃ、ね。私




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2011/01/07 23:45 | 病気のことCOMMENT(13)TRACKBACK(0)  TOP

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