春へ

季節は確実に、春へ向かっている。
春が過ぎれば、私が一年の中で最も苦手な季節「夏」がやってくる。

こんな晩冬の今頃から、私の憂鬱は始まるのだ。もう、夏がくる恐怖で…寒さを感じないほど
いえ、まだこのキーンとした空気のなかに居たいと思ってしまう。

後、二日で2月は終わる。

桜の季節は待ち遠しいのだけど。




桜



写真は、去年の小平のもの。沢山の桜は、競い合うように枝を伸ばし、誇らしげに花を咲かせている。
私は、満開の桜の木の下で、ハラハラと落ちる花びらを感じるのが好き

春は、本当に、もうすぐそこ。
美容院に行ってみようかしら



   
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2013/02/26 22:50 | 気持ちCOMMENT(2)  TOP

6月に両足のそれぞれに出来た「潰瘍」に始まって、最近では大学病院の救急外来による「メスによる おでき切開」に終わったこの夏だった。

潰瘍もおできも終息はしていないのだけど…。

季節は確実に、「夏」から「秋」へと移っていた。


水鳥


ちょっと寂しい秋色の風景。
夏の終わりによる安堵感の方が強いけれど。

それでも、ゆく夏を惜しんでみる。



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2012/09/23 00:10 | 気持ちCOMMENT(4)  TOP

お墓参り

土曜日、容赦のない陽射しが照りつけるなか、ようやくお参り出来た、母のお墓。

今年のお彼岸には、退院はしていたのだけれど…。まだ間がなくて。
自分の足で歩くことが出来ずにいたので、お参りすることは叶わなかった。
その後も。ひどく気にはなっていたのだけど、リハビリと…普段の「自分の生活」に追われてしまって、そのままになっていた。

ようやく時間が空いたので、夫婦二人で出掛けたお寺さん。
両国に眠る母は、私が13歳の時に天国に旅立った。

この10月で「37回忌」の法要と聞いて、どれだけの年月が流れたものかと…お寺さんに向かう車のなか、しばらく母のことを想っていた。
墓石には「享年 45歳」と彫ってある。早過ぎる。様々な想いが胸を巡った。

けれど…。
それにしても、暑かった
タワシを二つ、歯ブラシ二本、その他お掃除道具を持参してのお墓参りだったのだけど、お掃除の途中から段々と視界がゆらめき始める。
汗は髪の毛を濡らし、額や頬や顎を伝って滴り落ちる。夫から、熱中症寸前だと注意されて、慌てて水分補給しながらの作業になる。

午後から始めた作業は、西日が傾き始めていた。両国には母方の祖父と祖母も眠っている。
お供えのお花の仕分け、お線香の用意…時間をかけてしか動くことの出来ない身体で、墓石を無心で磨く。
これまでの不義理を許してね…との想いが、その手を休ませない。

仏前にお供えする花には、菊と一緒に向日葵も選んでみた。夏空の下にはよく映える。

二時間近くかかったお掃除を終えたとき、夫と二人、汗でグチャグチャだった。
けれど気持ちはスッキリと清々しく、軽やかになっていた。



向日葵


photo by:Neana*(photost.jp)


お参りの後、お寺さんの若奥さんにお話を伺った。

「皆さん、お参りされた後は『ああ、これでやっと、気持ちがスッキリしました』と仰います。
でも、毎回、きちんと参られる方は『一度来られなかったから、その一回が気になって…気になって…』と仰るんですよ」

そう、にこやかにお話ししていらしたけれど、その気持ちはひどく分かる気がするのだ。
要するに、生きている者の気持ち。残された者の気持ち…なのだろう。

お母さん、一年近く会いに来られなくてゴメンね。
でも、久し振りにお話しが出来てスッキリしました。

又、来るね。
次はお母さんの命日。37回忌ですって。もう…そんなに「時間」が経ったのね…。





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2011/08/07 23:30 | 気持ちCOMMENT(12)TRACKBACK(0)  TOP

鬱々…復活

季節が本格的な「夏」を告げて、間もなくのことだった。

人との折衝や仕事のこと、自分自身に対する自信喪失などが原因で、「やるべきこと」、「進むべき道」に迷いが生じ、私は霧の深い森の奥深くに…迷い込んでしまった様だった。

あることがきっかけで、「書くこと」が恐くなる。
気軽に…思っていることを「文字」にするだけの「単純な作業」
…であるはずなのに。
「言葉」を、自分の身体から絞り出すことが、こんなに辛いと思ったことはない。



月1



精神的にも、余りにも鬱々とした日が続いたため、主治医に「私は鬱病ではないでしょうか?」と尋ねたことがあった。
けれど…。

「野上さんのように、『論理立ててよく喋る鬱病患者』というものは居ないんですよ。残念ながら」

…と、一笑に付され。

そうよね。私もそう思います

だけれど…。
いつもいつも、不安で…。
入院中の父のことも、常に気掛かりでしかたなくて。

自分の身体にも、まだ自信を持つことが出来ないでいる。

3月の入院以来、一度に色々なことが押し寄せてきて。
「不安」という大きな渦のなかに呑み込まれていったのだと思う。

その、ただなかに居るときには分からない。
少し、距離をおいたときに、やっと冷静に「自分」が見えてくる。

今の私は、そんな感じなのだ。

父の回復が見込めない限り、私の心が解放されることはないと思う。
けれど、それも含めて私の人生。

今、色々なことを考えてしまうのだけど。

けれどね。そろそろ、長かった「鬱々期間」はお終いにしなければ。


今度は「ドライマウス」という、それは辛い症状が私を襲う。
もう…次から次と…キリがない
「ドライマウス」は自律神経失調症になり、ストレスが原因の一つであること。

なので、意識して「ポジティブ」な生活を心掛けなくてはならない。


鬱々とした日常は…そろそろお終いにして…。
さぁ、生活を建て直そう。
「当たり前の日常」を「当たり前」に送ることが出来るように…少しづつでも「日常」の回復に努めよう。





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2011/07/27 00:30 | 気持ちCOMMENT(12)TRACKBACK(0)  TOP

伝えたい気持ち

私が誕生日を迎えてから…もう3日が過ぎようとしています。

「伝えたい気持ち」 (それは感謝の気持ちです)

お祝いのメールやメッセージを頂いて、私には何よりの有り難い言葉の贈り物でした。

早く「私の気持ち」をお返ししたい。
けれど、「気持ち」よりも「時間」の方が早く過ぎていってしまいます。


Motoko Alexander h1

PHOTO ST  by Motoko Alexander

お返事が遅れていることが気掛かりで…。
こういう時、時間の使い方が下手だなぁと思います。

けれど、頂いた「言葉のプレゼント」に…「伝えたい気持ち」があって。

もう少し、待っていて下さいね





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2010/10/14 16:07 | 気持ちCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

気持ちの切り替え - 晩秋の9月 -

やっとやっと、父の「これから」に対して気持ちが落ち着いたと思ったら…。

季節は駆け足で「晩秋」の風情へと変化していました。9月なのに、早過ぎるとは思うけれど。




はな2

PHOTO ST  by はな



6日に救急搬送された大学病院を、ようやく退院した22日。父は、元いたリハビリ病院に戻ることが出来ました。

退院の日の朝。看護師さんの「お父様は、いつ、倒れられたんですか?」の問いに…「ああ、モルディブで倒れたあの日から、10ヶ月が経つのだなぁ」と思うと…とてつもなく長い時間に感じられて…。

もうすぐ一年だなんて信じられません。

色々なことと戦ってきた10ヶ月。気の抜けない10ヶ月でした。

その間、私たち夫婦にも「試練」とも思えるような出来ごとが次々に起こり。

長かった。私はこの「2010年」という年を、一生忘れることはないと思います。
そして、まだこの一年は終わらない。

10月には、いよいよ父の「終末期」の病院への転院が控えています。
この「転院」を受け入れるまでに、どれだけの涙を流したか。

命あるものの宿命とはいえ…。「終末期」という言葉は好きにはなれません。
大学病院の主治医が言いました。

「これからも、厳しい決断を迫られることがあるかもしれません。でも、一度決めたことは、決して後悔しないで下さい」

私は、この言葉を心強く思いました。

後悔だけはしたくない。手は尽くした。懸命に、父と共に生きた。…何が起きても、そう思えるように。

もう泣かないよ。やっと、やっと…そう思えるまでに心が回復したのだと思います。
長い長いトンネルだったなぁ。

もう駄目かもしれないと思っちゃった

トンネルの向こうに灯りが見える今。
気持ちをしっかり持って、後少し。頑張りましょう。




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2010/09/25 03:00 | 気持ちCOMMENT(5)TRACKBACK(0)  TOP

お化粧

私の最近の状態を、多分…「引きこもり」というのだと思います。
病院以外の外出は…6月の夫の誕生日以来、していません。

昨日、どうしても友達に会わなくてはならなくて。
けれど、この暑さで気乗りせず。

夫の入院未遂騒動で、筋肉断裂が再発して以来、ろくに歩くことが出来なくなりました。
そうなると、恐くて外出できないのです。

期限の迫った仕事もあるし…。
でも、だからこそ。
気分を変えるべきなのよ と誘われて、決死の覚悟で出掛けました。(大袈裟ではないのです

二ヶ月ぶりにする、お化粧。
これまでに、こんなことはありませんでした。私はお化粧が、大好きだから。

どうせ汗で流れるのに、面倒だわ…と思っていたけれど。
お化粧って、始めると楽しくて。



お出掛け



ちゃーんと変身出来ました
外に出るって、とても大切なことなのだと気付かせてくれました。

彼女曰く。

「歩けないから、外に出ないっておかしいよ。車椅子ならいくらでも押してあげるのに。いつから、そんなに水くさい関係になったの?私たち?」

ハッとしました。
私、自分の心にお化粧していたのです。

気持ちは、ちゃんと吐き出して。綺麗にクレンジングしなくちゃね。

ホント、皆、有難う




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2010/08/19 01:00 | 気持ちCOMMENT(12)TRACKBACK(0)  TOP

吐き出すということ

これまで私は、格好ばかりつけていて…。

もしかしたら、この場所でも「本当の本音」というものを吐き出せずにいたのかもしれません。

だけれど。

ここ数カ月、リハビリ病院で回復の望めなかった父の「今後の生き方」に、ただ悩んで…切なさに押し潰されそうで。
8ヶ月前まで元気だった父の「医療型療養施設」への転院を自分のなかで認めることが出来なくて。

「喉が渇いた。水が飲みたい」
そう言われても、今の病院では誤嚥の危険性を避けるために経口摂取は一切行いません。
全ては「胃ろう」で栄養をとりこみます。

ある時期から、私は喉が渇いて水を求める夢ばかりを見るようになりました。

元気に笑って、普通に話していた父なのに。
「寝た切り」宣告に対しての、余りにも重すぎる課題と不安に押し潰されそうで。

それが脳梗塞の後遺症であることは、よくよく承知しているのです。

それをblogに書いてみた昨日。
それだけで心がスッキリ軽く…風船が空に舞っていくような感覚を覚えました。




acky1.jpg

PHOTO ST  by acky


久し振りに、大きな荷物を肩から降ろしたような解放感。

心に大きな暗い影を隠しながら…それでも笑って、元気な振りをすることは…私には出来ません。
自分のことがひと区切りついた今、そのことに、ようやく気付きました。

私も出来る事なら、いつも前向きでいたい。

けれどね。

それが出来ない時もある。

格好悪くてもいいから。
私は素直になろうと思いました。

最近ね、ようやく思い出せるようになった言葉。

「願えば叶う」

私の信条だった言葉。
そんなことさえ忘れていたみたい。

この言葉を思い出すことが出来たのも、「吐き出す」ことが出来たお陰。

今、心が又、ちょっぴり軽くなりました。

相談に乗ってくれた皆には…深く深く感謝しています。




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2010/08/17 00:40 | 気持ちCOMMENT(16)TRACKBACK(0)  TOP

風が流れて想うこと

昨日と今日。
東京には青空が広がって、爽やかな風が流れた。


昨日は、父の代理受診で訪れた総合病院の正面玄関、バス停で。
主人の車を待つ間、ベンチに座って本に視線を走らせる。
私の愛読書、石田衣良の短編に。

爽やかな風が吹いて、顔をあげたその時に。目に入った、青い空。

記憶が波のように押し寄せる。思い出した。父が元気な笑顔を見せた最後の、リゾート。

とても、とても。懐かしい気がした。
つい半年前のことなのに。




南国1



南国2



南国3



南国4



南国5



南国6



南国7



南国8




ここのところ、笑うことを忘れていた。
父の病状にも希望を持てずにいた。

けれどね。
久し振りに、風が流れた。身体と心で風を感じた。

私、ちょっと無理をしていたのかな。

諦めちゃ駄目よね。
現実に目を向けることは必要だけれど。

投げ出しちゃ駄目よね。
休むことも必要だけれど。

父のことは、まだまだ、これから。
肩に力が入り過ぎていたみたい。これじゃ、この先、続かないわ。

上を向こう。たまには空を、見上げてみよう。


そんなことを思わせる、この二日間。南国を思わせる、夏のような青空。

代理受診は今日でお終い。
明日は、私の受診日です。




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2010/06/25 00:20 | 気持ちCOMMENT(10)TRACKBACK(0)  TOP

「コメント欄」

何でも「要領の悪い」私。

今回、気持ちが沈みこんでしまって…blogの更新がままならなくなった時。

心配して下さる方が、こんなにもいて下さることが身に沁みました。

表現こそ違えども…私に伝えたいメッセージの「根っこ」は同じなんだろうなぁと思うのです。

ゆうこさんや、れんげさんにご心配頂いたのだけど、どうしてもコメントにお返しをしたくって…。
今日は、「クッタクタ」までお返事しました。

けめちゃん、eaubelleさん、べべたろうさん、宜しければご確認下さいね~ 絵文字名を入力してください
(強制ではありませんからね^^;)

私の中で、一つづつ頂いたコメントに対してお返事を書く作業、それは「自分と対面する時間」であるのです。

お返事を書き始めてから気付くこと。
そんなことが意外に多いのです。

「へええ。私って、こんなことを考えていたんだわ」

普段から呑気で、ボーッとしているせいか(…笑えない汗-GL)、こういう作業で気付かされることに感謝しています。

コメントを頂く有難さ。
それが「今の自分」を知る…或いは、確認をすることに繋がっています。

明日は「復活」へのお返事を書きたいと思います。順番に書かせて下さいね。これはもう、本当に我がままで、勝手なお願いです。


Naoka.jpg

PHOTO ST  by Naoka


主人に言われました。blogを始めてからしばらく経った頃。

「そんなに毎日更新していたら、読む方も大変だろ アップロードファイル !少しは人のことも考えろよ!」

はあ。
そういう考え方もあるのかあ。

けれど、数日前に友人から来たメール。

「断りなく更新しないと、また入院したと思われるよ!」

確かに…。

「便りのないのは元気な証拠」と言いますけれど、私の場合、「便りがないのは入院した証拠」だった一時期がありました。

それ以来、人に死んだと思われないように…(意外に真剣です)…連絡、お返事は絶やさないようにしていたつもりなのだけど。

ここのところ、健康に自信が出来たのかしら?
あ、勿論、そういうことではないですね。


私のこのスローペースが全てはいけない。人に心配を掛けてはいけません。

もう、すっかり立ち直った私は、これまでになく、奈緒ちゃんと共に「com-pass 女性筋疾患患者の会」の準備を進めています。出来れば年内には形にして、世に送り出したいのだと。

ご指摘のあった通り、「com-pass 女性筋疾患患者の会」は現状のままでは不十分ということは承知していました。
そのようなご意見を踏まえての。
HP作成です。

とにもかくにも…スローペースな私ですけれど、どうかお付き合い下さいませ。

「Natsu's Heart 」 絵文字名を入力してください は…私の大切な、心の拠り所なのです。




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2009/11/18 01:12 | 気持ちCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

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