母の命日

10月9日。昨日は母の命日。

あれは、もう…36年も前のこと。私は13歳、弟は7歳だった。
「お母さんが帰って来たよ」という父の声に起こされて。
入院中の母が自宅に戻ったのだとばかり思った私は、勢いよく子供部屋の二段ベッドから飛び降りた。

嬉しかった。母が自宅に戻ったことが。

けれど。襖を開けた瞬間に目に飛び込んできたのは、顔に白い布を掛けられた…冷たくなって何も話すことのない母だった。
あの時のショック。言い知れぬ悲しみは、生涯胸に刻まれることになる。

10月2日に親族だけの「37回忌方法」は無事に済ませることが出来た。母がこれから先、まだ幾年かの時を経て極楽浄土へ無事に辿り着くことが出来ます様に




昨日は、体調は今ひとつというところだったけれど。
夫と、夫のお友達夫婦と赤ちゃんとで食事に出掛けた。

コースでお料理をお願いをしたので、テーブルの上にはゆっくりとした時間が流れている。
そこで、流れるピアノの曲。

「Happy Birthday to you ~

夫は、「え?誰かお誕生日なの?」とお友達に尋ねている。
お友達夫婦は、揃って私を指さした。

そうだった。 私は11日に誕生日を迎えるのだった。粋な演出に、気持ちが明るくなった。
お友達夫婦から、お花のプレゼント。



花1



花のある風景。



花2



48歳という一年は「病気」とばかり付き合ってきた。
11日を過ぎたら…もう少し上手に「病気」と向き合えるようになれたら良いなと思う。

ここのところ、歳を重ねることに…少し…戸惑いを覚える。
精神年齢が実年齢に追いついていないから。少しは成長しないとね…。

「今日」という日を、せめて大切にしよう。そんなことを想う一日。





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2011/10/10 13:30 | 母のことCOMMENT(10)TRACKBACK(0)  TOP

明日、母の人生を超える…

10月9日は母の命日。45歳で逝った母。私は13歳だった。

その明日。私は母の年齢を超える。そしてその二日後(10月11日)に、私は母より年上になるのだ。
46歳。母の経験することの無かった46歳。

今、とてもセンチメンタルな気持ちでいる。「明日死ぬんだなぁ」…母はどんな気持ちだったろうか。元々心臓が弱く…教員でありながら、晩年は入退院を繰り返していた。私の筋ジストロフィーは、この母からの遺伝だ。
この季節、10月に入ると私は情緒的な気分で「一人の世界」に浸ることが多い。特に今年は。

「明日までの命」
明日、天国に召されるというのはどういう気分だろう。母は、自分の最期の日を知っていたのか。

これまでは、そんな風に考えたことは無かったけれど…今年は格別。母の経験しない人生を11日から過ごすのだから。

私だけの人生。お手本は無い。自分で作ってゆくのだ。

明日は閉鎖病棟から父を連れ出して、私達夫婦と弟と…お墓参りです。


2008/10/08 16:47 | 母のことCOMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

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