MRI とヒートテック

週の半分を「通院」に費やしている私の職業は「病人」。

朝9時頃には家を出て、18時過ぎに帰宅すると…身体に力が入らない。疲労困憊。何をするにも時間がかかる。

そんな訳で、いざ病院に出掛けるまでに気力が要ったのだけど。最近、ようやく割り切れるようになってきた。

来る敵(病気)は、バッタバッタとなぎ倒していくしかないのだ。
身体の不具合を感じたら、迷わずに病院に向かう。切るでも、点滴でも、何でもやって頂戴。

「何かの病気だったら、どうしよう」…そう悩んでいる時間だけ勿体ない。
…ということに、病人歴は長いのに、やっとやっと気付いた。

けれど、どうしても躊躇してしまう検査がある。

MRI

大抵の友達には驚かれる。
「あんなもの、痛くも痒くもないじゃない!じっとしてれば良いだけなのに」

滅相もございません。私は極度の「閉所恐怖症」のために、「普通」の状態でMRIには入ることが出来ないのだ。事前の準備が必要だ。

今でも鮮明に思い出す。10年前。私は手術を控えていた。どうしても、必要なデータなのだ。
いざMRIの台の上に横になり、機械が動き出した瞬間に私は叫んだ。

「誰かー!助けて下さい!出して下さい!」

そう言って、機械の入り口を 両手でガシッと掴んだことを…。
この時は入院中でもあったので、この事件以降、「主治医待機」の検査となった。一度は、鎮静剤を打たれたこともある。

はー、それ程までに恐ろしい「MRI検査」は明日の予約。

初めて技師の方に言われたのだけど…。
「ユニクロのヒートテックは着て来ないで下さいね。火傷をする恐れがありますから」 と。
便利な物が発売されると、注意事項も増えていく。

明日の用意は、準備万端。
アイマスクはバッグに入れて、何度も何度も確認したから…。(アイマスクがあれば大丈夫)

私、採血には強いのだけどな

人間、得手不得手はあるものですわ。



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2012/05/17 00:10 | 病院COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

100人

5月14日。
「腫瘍・血液内科」の記録。

今日はひどく陽射しが強い。車に乗り込むと、上着を脱がずにはいられなかった。
街を走ると新緑が鮮やかだ。

「今日はきっと、何か良いことがあるんだわ」…そう思わずには、いられない。

主治医が代わって、三度目にお会いする先生。

「血小板も落ち着いている様子で、良いですね」

「どれくらいですか?」

「30万です」

30万!

一瞬、数字の単位が分からなくなったほど、驚いた。これまでの最高値だ。
去年の三月、再発して入院した時には「1万」だったのだから。素晴らしい数字

そして明日より、プレドニン減量。

12mg → 10mg (6月11日まで)

本当は、もっと早く手を切りたいのだけど。今度の主治医も「慎重派」だった。仕方ない。
一年はかかると思っていた、紫斑病。再発から…もう、一年と二ヶ月が経つ。そして、完全にプレドニンが切れるまでには、もう少しかかりそうだ。

それにしても、今日、驚いたのは「採血」の待ち人数。
「ただ今、採血は100人待ちとなっております」…って
聞いた瞬間、思わず吹き出した。「病人」をやっていくって、大変なことなのよ。体力も要るのよ。

そう考えたら、自分がちょっと頑張っている気がした。




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2012/05/15 00:35 | 特発性血小板減少性紫斑病COMMENT(7)TRACKBACK(1)  TOP

仲直り

私が退院してきてから…。
微妙な空気の流れる、私とショコラ。

今回のことは、お互い様だもんね!…と、思いつつ、入院前とは違う空気。

それがね、やっと昨日、私の足を枕にお昼寝してくれました
ショコラの行動にはビックリだけれど、気持ちは和んだなぁ。これで又、元の仲良しね


反省ショコラ



それにしても、本当に。
ショコラの足が折れなくて良かった





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2012/05/11 00:15 | ペットのことCOMMENT(2)TRACKBACK(1)  TOP

庭の春

私がショコラに足を噛まれる前に、小さな庭の手入れをしておいた成果が一気に花開いた。

朝起きて…朝陽を浴びる植物たちを目にした時の眩しさ。花たちが愛おしい。

我が家の庭は、和洋折衷。
これは、結婚前に夫の父がご自分の好きな植物をご自由に植えていかれたせい
なので、ちょっと統一感に欠けるのだけど…。


都忘れ。今は亡き、父のアトリエから株を持ってきて植えたもの。何の手入れをしなくとも、毎年、強く花開く。


庭4



その後ろには、山椒・紅葉・銀杏が控えてある。


庭5



そんな「和」の庭だったのだけど、結婚当初、私はどうしても薔薇を植えたかった。今から5年前。
薔薇は難しいというのに、ろくに手入れもしていない。それなのに、今年も又、花を開かせた。


庭3



庭8


庭7


庭6


そして、壁面に飾ってみた鉢植え。花の名、知らず。色のトーンを揃えてみる。


庭1


そんな中、階段の隅に芽吹く葉に思わず微笑んでしまう。コンクリートの隙間から顔を出す、ガーデンシクラメン。
冬の花。根性、あるわね。


庭2



今の時期、外に出れば、力強い「命」を感じざるを得ない。

「ステロイド精神病」で、気持ちが鬱々としている時でも…。この小さな庭を目にする時だけは「生命力」に圧倒されるのだ。



ショコラに噛まれた傷は、未だ通院治療中です。猫の歯には特殊な「毒」があるので、今回のことは「決して珍しくないこと」との主治医の話でした。
皆さんも、愛するペットであっても、万が一「噛まれた」際には、迷わず病院に行って下さい




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2012/05/10 17:10 | ガーデニングCOMMENT(4)TRACKBACK(1)  TOP

「Our Voices」

明日より、Eテレ「ハートをつなごう」の後継番組となる…

「Our Voices」 が、スタートします。


Our Voices



「ハートをつなごう」は、明らかに私の人生のターニングポイントとなった大好きな番組でした。
終わってしまった寂しさが…消えた訳ではありません。

けれど。何でも、「物事」は進化し続ける…。明日、その「進化」を見ることが出来るのですね。
うーんと…楽しみにしたいと思います





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2012/05/06 22:30 | Our VoicesCOMMENT(0)TRACKBACK(1)  TOP

退院

本日、無事に退院致しました。

炎症反応も落ち着き、足の腫れも引いた為です。


右足



見た目は、大袈裟なのですけれど…。

しかも「自宅での安静を要する」と。家の中を歩き回ることなく、一日を出来るだけベッドで過ごすようにと、退院に当たっての主治医の指示です。
とにかく、足を高く上げたままの状態でいることが大切の様です。

はー。今回の入院で学んだことは何なのでしょう…。

「人生で無駄なことは一つもないのよ」

そう言った友達の言葉を信条としている私なのですが…。

「飼い猫に噛まれて入院」

きっと、学ぶべき「何か」があるのでしょうね


ご心配をお掛けした皆様、お見舞いにいらして下さった皆様、本当に有難うございました





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2012/05/03 18:36 | 入院COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

集団生活

病院(入院)て、ある種の「集団生活」。苦手だわー。

既に出来上がっている「部屋」の人間関係。四方をカーテンに閉ざされた四角い空間の中には、どんな人間がいるのだろう?

お喋りが大好きなオバサン? 神経質なご婦人? 大人しく内気な女子大生? …考え出すとキリがない。
だから私は、取り敢えず、大人しくベッドの上でじっとしていることにした。

医師からの指示も「ベッドの上を一歩も動かないこと」ということだし。

けれど、ベッドに落ち着いて暫くした時。隣のベッドから「野上さーん」と声がかかる。
明るくはつらつとした、若い女性の声だ。

「廊下側のお部屋じゃ気が滅入りませんか?」

優しく話しかけてくれる。カーテン越しではあるものの、ああ、良い人で良かったな…とホッとする。彼女は他の入院患者さんにも声をかけてくれて、私の気分を明るくしてくれた。

けれどね…。

「カーテンを開けましょうか?」という申し出を「あ、大丈夫です」と、お断りしたことが彼女の機嫌を損ねてしまったらしい。

その瞬間以来、彼女は露骨に私を避けるようになった。

あんなに明るくはつらつとした彼女なのに。
私が「おはようございます」と声をかけると、他の人に対する声とは明らかにトーンの下がった低い声で挨拶が返ってくる。

夜、消灯前の静かな時間。ベッド越しに、私以外の人の名前を一人づつ呼びながら話しかけていく。

ま、いーんだけどさ。いまどき、こんな幼稚な「感情の表現の仕方」があるのね

「入院」の目的は「病気を治すこと」だから。

気にしてないのだけど、ちょっとカチンと来たので書いちゃった




退院決定の知らせをまちながら

2012/05/02 09:58 | 入院COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

入院 − 猫の一撃 −

私は今、「形成外科」の病棟で、このblogを書いている。入院患者として。

こんなことって、有り得る〜

ショコラに噛まれた傷跡は、意外にも深かった。

噛まれたその日、足の甲の真ん中に1cmほど出来た傷跡には消毒をしてバンドエイドを貼って休んだ。傷自体は、それほど大袈裟なものとは思えなかった。

けれど翌日。
右足に、とてつもない違和感を覚えた。
私の右足は、足首から下が真っ赤に晴れ上がり…まるでムートンのブーツを履いているみたいにパンパンに膨らんでいた。誰が見ても「普通」じゃない。

私の「危機管理意識」が働いた。世の中は、もうすぐゴールデンウィークに入る。病院の開いている内に診て貰わなければ大変なことになる。

4月27日。
普段から通院している大学病院を訪ねた。けれど、何科を受診してよいか分からない。
取り敢えずは受付で「猫に足を噛まれたのですが…」と話して、「形成外科」を案内された。

名前を呼ばれるまでに随分とかかったと思う。やっと診察室に呼ばれると、傷を見た医師は「これから、血液検査とレントゲンを撮りに行って頂きます」と言う。
「また、随分、大袈裟な…」とは思ったけれど、指示に従って…それから形成外科の待合室に戻った。

次に名前を呼ばれて診察室に入ると…。

「今日は、これから点滴をうけて帰って下さい」と仰る。

「点滴に通えますか?」とも。

「はい!丁度、5月2日が通院日なので、その日なら大丈夫です」

「いいえ、明日です」

「明日ですか?」

「場合によっては、入院も考えて下さい」

入院!?

この時は、まだ事態をそんなに深刻には考えていなかった。



けれど翌日の朝。
真っ赤に腫れた足首までのラインは、更に5cmほど上まで染め上げられていた。

「ただごとではない」

この時、ようやく…今、自分の身に起きていることを理解した。

4月28日。
形成外科を受診すると、猫に噛まれた傷の炎症反応が高く、一日に三回の点滴が必要であること。常に足を高く上げて安静にしていなければならないことの説明を受ける。

一日三回の点滴の為に、通院は出来ない。それならば「入院をお願いします」としか言いようがない。
ところが今度は「一泊三万円の個室しか空きがありません。どうしますか?」と仰る。

「ショコラちゃんのせいじゃないのよ」と本気で思っていた私だけれど、この時ばかりは…心の中で「ショコラめ !」と思ったのは事実だ。

入院期間はハッキリとは言えませんと仰られると、医師二人、私たち夫婦の四人の間には暫くの間…沈黙が流れた。10日で30万円なら…まだ、どうにかなる?(ならないか…)
沈黙を破って、夫が「30日で90万だよ」と言った時、私もだけれど、医師二人もハッとなった。では、「本院」ではなくて「分院」でベッドの空きがないか探してみましょう」と。(探して頂いて、有難うございます

という訳で、目出度く「差額ベッド代無し」の分院への入院が決まった。

点滴は、朝の5時&昼の1時&夜の9時の三回。



このままいけば、明日か明後日には退院できるそう。

クネクネ、ゴロゴロしている猫にはご用心。

Natsu




2012/05/01 20:00 | 入院COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

アクシデント

連休を前にして、こんなことってある?

悲劇は一昨日の夜、起きた…。

今、超肥満体型の私は、入浴前に必ず体重のチェックをしたい。
けれど、お風呂が大好きなショコラちゃんは、脱衣所で一緒にゴロゴロしたい  

私が体重測定を終えるまでは、ショコラの脱衣所への入室はお断りをしているのだけど…。
この日のショコラは、しつこかった。スルリと身を交わして、ドアの隙間から入ってきてしまったのだ。そして、体重計の周りをゴロゴロクネクネ…お酒でも飲んじゃった?という勢い。

私も体重を測るだけだから…と、つい油断をしてしまった。
今、思えば、この油断が「命取り」だったんだわ

体重を測り終えた私は、床に足を降ろした。…つもりだった。
けれど、そこに同時に二つの叫びが響いた。

「フンギャー!!!」

「イッタァーイ!!!」

私、うっかりショコラの足の上に乗っかってしまったみたい
この巨体の全体重をかけられたショコラは、たまったものじゃないよね。全身全霊の力をこめて、私の右足の甲を「噛んだ&引っ掻いて」…逃げた。


ショコラ 077


これはもう、経験したことのない痛みの類。
今日になって、右足の甲は随分な高さに膨れ上がり、歩く時に体重がかかって、痛くて歩行困難に。
傷は膿んで来てるしね…。

これは、事故。ショコちゃんが」悪い訳じゃないのよ。
ただ、腫れ方が尋常ではないので、とにかくGWに入る前にお医者さんに行ってくるね。

良かったよ。ショコちゃんの足の骨が折れていなくて。
(へへ、私には保険が効くけど、ショコちゃんは10割負担だからね

とにかく、二度、同じ過ちを犯すのは止めよう。
これからは、お互いに気を付けようね



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2012/04/27 23:07 | ペットのことCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

26万

23日、月曜日。「腫瘍・血液内科」受診。

ここのところ、足と手のあちこちに、目立った内出血の跡を見つけることが多かった。それも、大き目で赤味の強い痣。
けれど、私はどこにもぶつけた覚えはないし、どうしてこんなに痣ばかりがあるのか不思議で仕方ない。

こういう時。不安になる。

「ああ、又か…」と。

身に覚えのない痣が身体に増えるとき、ITP(特発性血小板減少性紫斑病)の「再発」の危険性が高いのだ。

この4月から主治医から変更になった。お会いするのは今日が二度目。
30代後半の実直そうな、真面目を絵に描いたような…けれど穏やかで優しそうな先生だ。

名前を呼ばれる。診察室に入る直前、祈るような気持ちになる。
採血の結果次第では、又、ステロイドを大量に服薬しなければならなくなるから。

結果。血小板は 26万 とのことだった。充分過ぎる数字。神様に感謝
翌日より、ステロイド(プレドニン)も3mg減量されることになった。ITPの患者にとって、この減量がどれだけ嬉しいものか。
特に私のように、一年三ヵ月も継続してステロイドを服用していると、「ステロイド精神病」&「ステロイドミオパチー」など、様々な副作用に悩まされる。

今では、「病気」そのものよりも「副作用」の方が辛いのではないかと思うようになった。
その一つに、超肥満体があるのだけど…。

決して太ってはいけない「筋ジストロフィー」。
副作用で肥満体になる「特発性血小板減少性紫斑病」。

この相反する二つの病気と付き合っていくことは、大変なことだ。
まだ、半年近くかかるステロイドとのお付き合い。道のりは長い。

P.S.現在のプレドニン、服薬量、 12mg



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2012/04/25 23:00 | 特発性血小板減少性紫斑病COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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